一般社団法人 日本民間放送連盟

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第53回民間放送全国大会(大阪)を開催

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 「第53回民間放送全国大会(大阪)」が11月1日(火)、2日(水)の両日、大阪市北区のグランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催され、大会式典をはじめ、3つのシンポジウム、日本民間放送連盟賞の表彰、記念講演、シンポジウム、技術展示など、多彩な行事が行われた。民放大会が首都圏を離れて開催されるのは5年ぶり、大阪での開催は平成7年以来となる。
 式典では、日本放送文化大賞のグランプリ・準グランプリ(テレビ・ラジオ各1番組)が発表され、受賞社には、クリスタル製のトロフィーと報奨金が贈られた。

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大会式典

●開式のことば
 2日午後にグランキューブ大阪のメインホールで行われた大会式典では、はじめに、出馬迪男・民放大会委員長(関西テレビ放送・会長)が開式のことばを述べた。

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<出馬民放大会委員長のあいさつ>

●会長あいさつ
 続いて、日枝 久・民放連会長があいさつを行い、放送と通信の融合がいわれる中での「放送の公共性」「放送のデジタル化」など放送事業者が果たすべき責任と役割や、「NHKとの関係」など当面の諸課題について所信を述べた。

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<日枝会長のあいさつ>

●来賓祝辞
 小泉純一郎・内閣総理大臣(メッセージを代読)、竹中平蔵・総務大臣代理の平井正夫・総務審議官、太田房江・大阪府知事代理の三輪和夫・副知事、橋本元一・NHK会長から、それぞれ祝辞、歓迎のことば、民放に対する期待等が述べられた。

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<小泉総理メッセージ>
 
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<平井総務審議官>
 
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<三輪大阪府副知事>
 
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<橋本NHK会長>

●第1回日本放送文化大賞の発表と表彰
 日本放送文化大賞は、民放連が会員各社において質の高い番組がより多く制作・放送されることを促す目的で制定し、本年から実施するもので、視聴者・聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与したと評価された番組に、「日本放送文化大賞グランプリ」「同・準グランプリ」(テレビ・ラジオ各1番組)を贈るもの。
 初のグランプリ・準グランプリは、最終審査候補番組ラジオ・テレビ各7番組のなかから、つぎのとおり決まった。受賞番組は、今後それぞれ全国向けに再放送される予定となっている。

テレビ グランプリ フジテレビジョン 「桜の花の咲く頃に」
準グランプリ 中部日本放送 「山小屋カレー ~2004秋篇」
ラジオ グランプリ 南海放送 「~松山ロシア人捕虜収容所外伝~ ソローキンの見た桜」
準グランプリ エフエム東京 「ザ・ライン ~僕たちの境界線」
 
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<表彰風景>
●大会宣言
 出馬迪男・大会委員長がつぎの「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。
【宣 言】
 地上デジタル放送の全国展開を目前に控えた今、われわれ民間放送は、国民の全てが、新たな放送サービスを享受できるよう、最大限の努力を続けている。
 われわれは、デジタル時代にあって、メディアの多様化を視野にいれつつ、基幹メディアとして、放送の公共性を堅持し、国民の知る権利に資する迅速かつ公正な報道と良質な番組の創造によって、社会的責任と使命を果たすとともに、真に豊かな社会の構築に寄与することを誓う。
 第53回 民間放送全国大会にあたり、宣言する。

●平成17年日本民間放送連盟賞の表彰
 この1年間の民放界を代表する番組や事績など5部門16種目・103件が表彰され、民放連の井上 弘・間部耕苹・広瀬道貞・村上光一・菅谷定彦・松井 純・土井共成・権藤 満の8副会長から受賞各社代表へトロフィー・楯が贈呈された。

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<表彰風景>

●閉式のことば
 最後に、玉川寿夫・民放連専務理事が「閉式のことば」を述べ式典を終了した。

 

記念講演

 大会式典に続いて、落語家の桂 三枝・上方落語協会会長による「放送とともに40年」を演題とする記念講演が行われた。

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<講演風景>

シンポジウム

  今回の大会では次の3つのシンポジウムが開催された。

●特別シンポジウム
 11月1日(火)午後に開催された特別シンポジウムのテーマは、「放送の公共性を考える ~視聴者の声と放送の使命~」。民放経営やNHKのあり方をめぐる論議等を発端に、改めて“放送の公共性”が問われているなかで、放送を愛し、それ故に現在の放送の進路を厳しく批評する有識者の方々に率直な意見を述べていただき、“成熟社会における放送の公共性と使命”を再確認する機会としようというのがその主旨。講師、パネリスト、コーディネーターは次の方々がつとめた。
◇講師:清水英夫氏、◇パネリスト:山本雅弘 氏〔毎日放送 社長(民放連放送基準審議会議長)〕、久保伸太郎 氏〔日本テレビ放送網 社長〕、鈴木嘉一 氏〔読売新聞 解説部次長〕、鈴木秀美 氏〔大阪大学大学院高等司法研究科 教授〕、◇コーディネーター:吉岡 忍 氏〔ノンフィクション作家〕

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<清水英夫氏・基調講演>
 
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<討論風景>
 

●シンポジウム 1
 11月2日(水)午前中に行われた「シンポジウム 1」のテーマは、「テレビとインターネットの融合に向けて ~動き出した動画配信ビジネス~」。IT関連企業等が、パソコン・携帯端末への配信事業を先行させる一方、テレビキー局も相次いでコンテンツ配信構想を発表・開始し、既存放送をIP伝送する案も浮上しているなかで、何が視聴者のニーズを満たしていくのか。動画配信とテレビ局の今と将来を考える機会とした。パネリスト、コーディネーターは次の方々がつとめた。
◇パネリスト:井上雅博 氏〔ヤフー社長〕、小川善美 氏〔インデックス社長〕、中村伊知哉 氏〔スタンフォード日本センター研究所所長〕、西垣 通 氏〔東京大学大学院情報学環教授〕、飯島一暢 氏〔フジテレビジョン上席執行役員総合調整局長〕、◇コーディネーター:辛坊治郎 氏〔読売テレビ放送 解説委員〕

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<討論風景>

●シンポジウム 2
 「シンポジウム 1」と同時刻に開催された「シンポジウム 2」では「デジタル時代におけるラジオ ~音声メディアの可能性を探る~」が討論された。来年、いよいよデジタルラジオの本放送が東京・大阪でスタートするが、このシンポジウムでは、最新の欧米のデジタルラジオの動きや米国で相当な普及をみている話題のネットラジオ等を中心に紹介し、ラジオの今後について議論を深めた。また、アナログ放送の新たな可能性も探る内容。パネリスト、コーディネーターは次の方々がつとめた。
◇パネリスト:真野英明 氏〔日本ラジオ広告推進機構(RABJ)代表〕、三浦文夫 氏 〔電通関西支社インタラクティブ・コミュニケーション局局次長〕、中村秀治 氏 〔三菱総合研究所情報通信技術研究本部次世代社会基盤研究部長〕、◇コーディネーター:林 敏彦 氏〔放送大学教授、「デジタル時代のラジオ放送の将来像に関する懇談会」座長〕

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<討論風景>

 

技術展示を同時開催

 地上と衛星のデジタル放送の現状と、まもなく実用化される最新技術をいち早く体験していただく技術展示を行った。テレビについては、地上デジタルテレビ放送の受信機や来春の放送開始が発表された携帯端末向け放送「ワンセグ」の受信展示、IP技術を使ったHD映像の非圧縮伝送のデモンストレーションなどを行った。ラジオは、地上デジタルラジオ放送と「モバHO!」の実聴展示を行った。

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<会場風景>