一般社団法人 日本民間放送連盟

MEMBER'S ROOM
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • ENGLISH PAGE

トピックス

第54回民間放送全国大会を開催

topicslogo2006.gif
 

 10月24日(火)、「第54回民間放送全国大会」が有楽町の東京国際フォーラムで開催され、大会式典をはじめ、2つのシンポジウム、記念講演、技術展示など、多彩な行事が行われた。
 式典では、日本民間放送連盟賞と今回で2回目となる日本放送文化大賞の表彰を行った。

nabconv2006_01.jpg
 

大会式典

●開式のことば
 大会式典では、はじめに、村上光一・民放大会委員長(フジテレビジョン・社長)が開式のことばを述べた。

nabconv2006_02.jpg
 
<村上民放大会委員長のあいさつ>

●会長あいさつ
 続いて、広瀬道貞会長があいさつを行い、12月1日に迫った地上デジタルテレビ放送の全国展開を前に、放送事業者の決意や果たすべき責任・役割や、NHKをめぐる議論への対応など、当面の諸課題について所信を述べた。

nabconv2006_03.jpg
 
<広瀬会長のあいさつ>

●来賓祝辞
 扇 千景・参議院議長、安倍晋三・内閣総理大臣(鈴木政二・官房副長官の代読)、菅 義偉・総務大臣、橋本元一・NHK会長から、それぞれ祝辞、民放に対する期待等が述べられた。

nabconv2006_04.jpg
 
<扇参議院議長>
 
nabconv2006_05.jpg
 
<鈴木官房副長官>
 
nabconv2006_06.jpg
 
<菅総務大臣>
 
nabconv2006_07.jpg
 
<橋本・NHK会長>
 

●大会宣言採択
 村上大会委員長がつぎの「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。

宣   言

 2011年に迫った完全移行に向け、民間放送が全力を傾注する地上デジタルテレビ放送は、今年全国でサービスを開始する。
 われわれは、デジタル放送の機能を生かし、地域情報の発信や文化の創造に積極的に取り組むとともに、広く国民の信頼に応え、質の高い放送番組を提供するため、更なる努力を重ねていくことを誓う。
 第54回 民間放送全国大会にあたり、宣言する。

●平成18年日本民間放送連盟賞の表彰
 この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門(14種目)84件が表彰され、民放連の上澤・北原・間部・井上・君和田・菅谷・金井の7副会長から受賞各社代表へトロフィー・楯が贈呈された。

●第2回日本放送文化大賞の発表と表彰
 日本放送文化大賞は、民放連が会員各社において質の高い番組がより多く制作・放送されることを促す目的で制定し、昨年から実施しているもので、本年は第2回となる。視聴者・聴取者の期待に応えるとともに、放送文化の向上に寄与したと評価された下記の番組に、「日本放送文化大賞グランプリ」「同・準グランプリ」(テレビ・ラジオ各1番組)が贈られた。受賞番組は、それぞれ全国向けに放送される予定。

テレビ グランプリ 信越放送「SBCスペシャル 無言館(むごんかん)・レクイエムから明日(あした)へ」
準グランプリ 日本テレビ放送網「終戦60年スペシャルドラマ・火垂(ほた)るの墓(はか)」
ラジオ グランプリ 日経ラジオ社「イ・ヒア ショパンの調べ」
準グランプリ エフエム宮崎「椎葉うた紀行 ~26文字のドラマ~」

記念講演

 大会式典に続いて、作家の五木寛之氏による「うつの時代とメディア」を演題とする記念講演が行われた。

シンポジウム

 今回の大会では次の2つのシンポジウムが開催された。

●シンポジウム①
 式典に先立ち午前中に行われたシンポジウム①のテーマは、「アスリートから見たテレビ ~もう一つのテレビの真実」。
 人々の暮らしとともに歩むテレビ放送のなかで、放送開始から大きな位置を占めてきたスポーツ。特に今年は冬季五輪、WBC、サッカーW杯など国民的関心事が相次ぎ、スポーツに関する数多くの番組が制作された。スポーツが生中継、ニュース、ドキュメント、エンタテインメントと様々なジャンルにまたがる“キラーコンテンツ”となり、価値が高まる一方、スポーツの本質を伝えるという公共的使命は果たされているか?と言う点を改めて考えてみる必要がある。本シンポジウムでは、取材される側にいるアスリート達が体験したテレビのあり方を知り、放送文化の現状を再認識する機会とした。パネリスト、コーディネーターは以下の各氏が務めた。

◇パネリスト

荒川静香氏〔2006トリノ冬季五輪女子フィギュアスケート金メダル〕

澤野大地氏〔陸上棒高跳び日本記録保持者 2005世界陸上8位〕

栃東大裕氏〔大相撲大関 幕内優勝3回〕

中田久美氏〔女子バレーボール元日本代表 ロサンゼルス五輪銅メダル〕

中村礼子氏〔水泳女子200㍍背泳ぎ日本記録保持者 アテネ五輪銅メダル〕

◇コーディネーター

増田明美氏〔ロサンゼルス五輪女子マラソン日本代表  世界最高記録を2回更新 現在、マラソン解説など多方面で活躍〕

土井敏之氏〔TBSアナウンサー 2006サッカーW杯中継実況担当〕        

●シンポジウム②
 シンポジウム①と同時刻に開催されたシンポジウム②のテーマは、「デジタル時代のラジオコンテンツ~ラジオであってラジオでないコンテンツとは?」。
2003年10月から東京と大阪で実用化試験放送がスタートしているデジタルラジオは、ラジオの将来あるべき姿として、大きな期待が持たれており、本シンポジウムでは、新たなメディアとしてのデジタルラジオの可能性や、その戦略・商品開発など、ラジオの将来像について議論を深める機会とした。

◇パネリスト

小川和之氏〔デジタルラジオ推進協会(DRP)専務理事〕

杉山知之氏〔デジタルハリウッド大学学長〕

吉田 望氏〔ノゾムドットネット代表取締役〕

◇司会進行 伊藤佳子氏〔文化放送アナウンサー〕

技術展示を同時開催

 今大会でも恒例の技術展示を行った。テレビについては、全国各局のデジタル送信所の所在地を日本地図上に表示し、タワーの形状をパネルで紹介した。また、デジタルラジオについては、より実用化に近い聴取シーン、特に、ラジオの強みである移動体受信機器を中心に、カーナビタイプ、PDA、携帯電話型など、最新型受信機を展示した。

以 上