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ニッポン放送RADIO調査#18「シフトするラジオ環境と聴取者層」


放送局

NRN全国基幹5局共同調査

実施期間

平成10年7月

調査目的

 STVラジオ、ニッポン放送、東海ラジオ、毎日放送ラジオ、KBCラジオの全国基幹5局共同で実施しているラジオの効果についての調査。広告出稿側の視点からラジオの媒体効果を調査・検証する目的で、昭和57年から毎年初夏に1回実施している。
そのつど、消費購買など日常生活行動のなかで、どのようにメディア接触、特にラジオの聴かれ方に焦点を当て調査テーマを決定している。

21世紀のラジオにとって、団塊世代を中心とした熟年層は非常に重要なマーケットとなるのではないか。常に消費人口の20%を占めるにも関わらず、彼らの子供の世代である団塊ジュニアに負けず劣らず、ラジオ以外の新しいメディアにとても積極的に興味を示す世代だからである。多メディア時代にラジオが生き残るためにも、今後ラジオを使って、この層にもっとも効率良く番組やCMを訴求させるために、彼らの日常でのメディア接触や広告訴求について客観的に調査した。

調査概要

<調査参加局>
STVラジオ、ニッポン放送、東海ラジオ、毎日放送、九州朝日放送
<調査対象> 43〜57才男女 (1080人)/23〜27才男女(720人)
<標本枠> 聴取時間が週10分以上のリスナーをNTT電話帳から無作為に抽出
<サンプル数> 1800人
<調査期間> 1998年7月
<調査方法>
郵送によるアンケート調査形式で、様々な角度からそれぞれのメディアに接触している日常行動について調査した。またラジオに期待している情報や話題のジャンルについても団塊世代、団塊ジュニアそれぞれを比較しながら調査した。

成果・評価

1週間の間で最も接触率が高いメディアは、団塊世代では「新聞」、ジュニアでは「自宅の電話」という結果が出た。その他の結果からも、団塊世代は「マスメディア」、ジュニアは「パーソナルメディア」に接触する比重が大きいという傾向がうかがわれる。どうやら、ジュニア世代は直接新聞などのマスメディアに接触するのではなく、インターネットなどの通信メディアを経由して、よりパーソナルに接触するという、全く新しい「メディア接触行動」が芽生えているようだ。
このような結果がはっきりと調査結果から出せたことは、今後のラジオメディアとして、リスナーのラジオ接触行動を予測するに十分な結果を得られたと言える。