製作著作
放送期間
分数x話数
原作
プロデューサー
演出
脚本
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TBSテレビ
2013年7月7日〜9月21日
1話/120分 2,4,5,7,8話/60分 3話/75分
6,10話/85分 9話/70分 全10話
池井戸潤「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
伊與田英徳
飯田和孝
福澤克雄
棚澤孝義
田中健太
八津弘幸
キャスト
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堺雅人
上戸彩
香川照之
北大路欣也
及川光博
倍賞美津子
笑福亭鶴瓶
片岡愛之助
石丸幹二
滝藤賢一
概要
1992年、バブル末期、銀行が倒産するわけもないと言われていた時代。産業中央銀行の入社試験会場に一人の男がいた。彼の名は半沢直樹。
「実家の工場が資金難に陥った時、真っ先に救ってくれたのは他ならぬ御行でした。私は御行に入って是非恩返しがしたい」
高い志を胸に産業中央銀行に入行した半沢だったが、翌年あっけなくバブルが崩壊、日本経済は地に落ち、数年後、銀行までもが倒産、再編する時代を迎えた。
半沢が入行した産業中央銀行も例外でははく、東京第一銀行との合併という形で生き残った。それが現在の東京中央銀行である。
銀行員にとっては出世が全てである。同期から役員が一人でも出ると、他の行員は出向を覚悟する。半沢は厳しい出世争いの中で次々と成果を上げ、関西五大支店の一つ、大阪西支店の融資課長に上り詰めていた。
しかし半沢には、秘められた真実があった。実家の工場は実は融資を打ち切られ、それによる資金難で父親を自殺で失くしていたのだ。その融資を打ち切った銀行こそ、半沢が入行した産業中央銀行、現在の東京中央銀行である。そして、その融資の担当をしていたのが、現東京中央銀行常務の大和田暁である。半沢の心には、父の命を奪った「大和田への復讐」と、小さな町工場が支える「日本経済の発展」という、相入れぬ野望があった。
この物語は半沢直樹が大阪西支店融資課長時代、浅野支店長の不正を暴き解決した5億の融資事故の話(第1話〜第5話)、本店営業第二部時代に120億円もの損失から再建した伊勢島ホテルの話(第6話〜第10話)を中心に、父の仇である大和田常務への復讐、渡真利忍、近藤直弼ら同期入行組との友情、銀行内部で次々と起こる不正をはじめ巨大組織に立ち向かう一人の銀行員の生き様と、それを支える家族など様々な人間模様を描いた、「銀行を舞台にした」人間ドラマである。
情や恩義は何よりも大事にするが、一度刃を向けてきた相手は、たとえ上司でも容赦なく打ちのめす。目の前にはびこる社会の闇に立ち向かう、新たなダークヒーロー・半沢直樹。「人の善意は信じますが、やられたらやりかえす、倍返しだ!」
現代社会を生きる全ての戦う人達に、明日を力強く生きる活力を与える、新たな爽快活劇がここに誕生!