TOKYO DRAMA AWARD
2018
東京ドラマアウォード 2018
連続ドラマ部門
グランプリ

女好きだが全くモテない、33歳独身の不動産屋営業マン・春田(田中圭)はある日、ピュアすぎる乙女心を隠し持つ“おっさん上司”黒澤(吉田鋼太郎)と、同居している“イケメンでドSな後輩”牧(林遣都)から、愛の告白をされてしまう…!
しかしこの未曽有のモテ期により、黒澤と30年連れ添ってきた妻・蝶子(大塚寧々)から不倫の疑いをかけられ、牧の元彼だという主任の武川(眞島秀和)は嫉妬の炎で荒れ狂い、更には幼馴染のちず(内田理央)の淡い恋心にも火をつけて、とんでもない方向へー。
“恋”とは、“人を好きになる”とは、どういうことなのかー?
33歳ダメ男・春田はやがて、その問いにまっすぐに向き合い、成長してゆく…。
2016年末に若手トライアル企画として放送された単発ドラマが奇跡の連ドラ化。
男性同士のピュアな恋心を、どこまでもまっすぐ描くことで、今失われつつある“王道恋愛ドラマ“に挑戦。デリケートな題材と思われがちなテーマだが、一生懸命すぎる登場人物たちを愛しく描き、芝居力の高いキャスト陣が全力で熱演。
爆笑しながらも感動できる「既成概念を超えた人間ドラマ」を目指して制作した。
第6話、第7話でTwitter世界トレンド1位を果たし、番組公式のInstagram裏アカウント“武蔵の部屋”はフォロワー最大値53万を突破するなど、ネットと連携して、社会的ブームを巻き起こした。
- 制作著作
- テレビ朝日
- 制作協力
- アズバーズ
- 放送期間
- 2018年4月21日~6月2日
- 分数x話数
- 60分×7回
- チーフプロデューサー
- 三輪祐見子
- プロデューサー
- 貴島彩理
神馬由季
松野千鶴子
- 演出
- 瑠東東一郎
山本大輔
Yuki Saito
- 脚本
- 徳尾浩司
- キャスト
- 田中 圭
林 遣都
内田理央
金子大地
伊藤修子
児嶋一哉
眞島秀和
大塚寧々
吉田鋼太郎
優秀賞

東京オリンピックが目前に迫っていた1964年(昭和39年)秋。茨城県北部の小さな農村で生まれ育った高校3年生の谷田部みね子は、東京に出稼ぎに行っている父の帰郷を心待ちにしていた。高校を卒業したら、農家の仕事を手伝って祖父と母に楽させてあげたい…。そう思っていたみね子の人生は、正月になっても父が帰ってこなかったことで一変する。
行方不明になった父に代わって働くため、みね子は集団就職で上京。トランジスタラジオを作る工場で働き始める。慣れない仕事に挫けそうになりながらも、寮の仲間たちと支えあって乗り越えていくみね子。しかし、オリンピック後の不況のあおりを受けて会社は倒産。工場は閉鎖されてしまう。
行くあてのないみね子を雇ってくれたのは、かつて父も訪ねたことのある赤坂の洋食屋「すずふり亭」だった。みね子は、アパートや商店街の個性的な人々との暮らしの中で、初めての恋や悲しい別れも経験。見知らぬ町だった東京にしっかりと根を張っていく。そして、衝撃的な父との再会が待っていた…。
高度成長期をひたむきに生きた“名もなき人々”に光を当て、日々の幸せを温かく描く。
- 制作著作
- 日本放送協会
- 放送期間
- 2017年4月3日~9月30日
- 分数x話数
- 15分×156話
- 制作統括
- 菓子 浩
- プロデューサー
- 山本晃久
- 演出
- 黒崎 博
田中 正
福岡利武
- 脚本
- 岡田惠和
- キャスト
- 有村架純
沢村一樹
木村佳乃
峯田和伸
菅野美穂
和久井映見
佐々木蔵之介
白石加代子
古谷一行
宮本信子

主人公・カホコは、大学四年生。両親の寵愛を一身に受け、朝はママに起こされ、洋服もママに選んでもらい、駅までは送り迎え、カードのチャージは、パパがしてくれるという、「超温室育ち」。働く意味もわからないまま、就活するものの、未だ内定ゼロ。そんな彼女が出会ったのが、彼女とは正反対で、施設で育ち、奨学金で大学に通う、画家志望の初(はじめ)。「お前みたいな過保護が、日本をダメにしている!」真正面から過保護人生を否定され、彼女の人生が大きく動き始める。
「過保護」を題材に、「愛するとはなにか?」というテーマを、真正面から描き、新しいホームドラマの型を模索したエンターテイメント。
- 製作著作
- 日本テレビ放送網
- 制作協力
- 5年D組
- 放送期間
- 2017年7月12日~9月13日
- 分数x話数
- 1話 75分、2~10話 60分
- チーフプロデューサー
- 西 憲彦
- プロデューサー
- 大平 太
田上リサ
- 演出
- 南雲聖一
日暮謙
伊藤彰記
明石広人
- 脚本
- 遊川和彦
- キャスト
- 高畑充希
黒木 瞳
竹内涼真
時任三郎
西岡德馬
平泉 成
三田佳子
佐藤二朗
濱田マリ
中島ひろ子

ドラマの舞台は、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所=通称UDIラボ」。そこで働くのは、法医解剖医の三澄ミコト(石原さとみ)・中堂系(井浦新)、臨床検査技師の東海林夕子(市川実日子)、バイト記録員の久部六郎(窪田正孝)、そして彼らを束ねるが、UDIラボ所長の神倉保夫(松重豊)だ。
UDIに運び込まれるのは、“不自然な死”(アンナチュラル・デス)の怪しい遺体ばかり。
不自然な死の裏側には、必ず突き止めるべき真実がある。ミコトはクセの強いメンバーたちと共に、日々運び込まれる遺体と向きあい、メスを握る。
テーマは「死と向き合うことによって、現実の世界を変えていく」。
毎回さまざまな「死」を扱いながらも、スピード感と爽快感を持って、明るくスリリングに「死」の裏側にある謎や事件を解明していく1話完結型のエンターテインメント作品。
- 製作著作
- ドリマックス・テレビジョン
TBSテレビ
- 放送期間
- 2018年1月12日~3月16日
- 分数x話数
- 1話69分、2~10話54分
- プロデューサー
- 新井順子
植田博樹
- 演出
- 塚原あゆ子
竹村謙太郎
村尾嘉昭
- 脚本
- 野木亜紀子
- キャスト
- 石原さとみ
井浦 新
窪田正孝
市川実日子
北村有起哉
大倉孝二
薬師丸ひろ子
松重 豊

目に見えるものが真実とは限らない。何が本当で何が嘘か―。
この物語の主人公・ダー子(長澤まさみ)は年齢不詳、正体不明、とにかく規格外で無軌道なコンフィデンスウーマン。お金とファッションとおいしい食べ物に目がない、やや天然な女性。都内の高級ホテルのスイートルームに居を構え、日夜、詐欺の計画を練っている。彼女の目的は、彼らのばく大な財産を根こそぎだまし取ること。行動を共にするのは真面目で小心者の若きコンフィデンスマン・ボクちゃん(東出昌大)と、百戦錬磨のベテランコンフィデンスマン・リチャード(小日向文世)。このチームが、抜群のチームワークで常識外れの作戦を仕掛け、悪徳企業のドンやマフィアのボスなど欲望にまみれた金の亡者たちから、あらゆる手段を使って金を巻き上げていく。武器は、ダー子の天才的知能と抜群の集中力。彼女は、あらゆる職業の専門知識を短期間でマスターし、さまざまな職業人になりすます。彼らは、一度狙ったターゲットは絶対に逃さない。だまし、だまされ、時には味方さえ欺くことも。彼らが、どんな奇想天外なトリックでターゲットから巧妙に金を奪うのか。予想もつかないだまし合いが始まる!
- 制作著作
- フジテレビジョン
- 放送期間
- 2018年4月9日~6月11日
- 分数x話数
- 54分×10話
- 企画
- 成河広明(フジテレビジョン)
- プロデューサー
- 草ヶ谷大輔(フジテレビジョン)
古郡真也(FILM)
- 演出
- 田中 亮
金井 絃(フジテレビジョン)
三橋利行(FILM)
- 脚本
- 古沢良太
- キャスト
- 長澤まさみ
東出昌大
小手伸也
・
小日向文世

警視庁捜査二課の情報係係長に斎見晃明(江口洋介)が着任する。情報係には、四課時代に斎見と合同捜査をともにした偏屈な刑事・木崎睦人(佐藤浩市)がいた。木崎は、情報収集のために足しげく通う元国会議員の事務所で、外務省のノンキャリア職員に贈収賄容疑があることを知る。折しも九州沖縄サミットの開催が決まり、外務省に法外な予算が付く時期で、省庁の中で最も聖域とされる外務省への疑惑に木崎は興奮を隠せないでいた。
木崎はかつて内閣府に対する捜査情報が漏れ政治的な圧力でつぶされた経験があり、上司である斎見の支援でさえ受け入れなかった。
そんな中、外務省への疑惑は、やがて政官界を揺るがす大事件に発展し、彼らの前に国家の壁が立ちはだかる。
- 製作著作
- WOWOW
- 制作協力
- 共同テレビジョン
- 放送期間
- 2017年11月5日~ 12月24日
- 分数x話数
- 50分 × 8話
- 原作
- 清武英利
「石つぶて 警視庁 二課刑事の残したもの」
(講談社)
- プロデューサー
- 岡野真紀子
永井麗子
- 監督
- 若松節朗
村谷嘉則
- 脚本
- 戸田山雅司
- キャスト
- 佐藤浩市
江口洋介
北村一輝
萩原聖人
飯豊まりえ
単発ドラマ部門
グランプリ

江戸の天才絵師・葛飾北斎の三女として生まれたお栄(宮﨑あおい)は、町絵師と夫婦になったものの、箸を持つより絵筆を持つのが好きで、父であり、師である北斎(長塚京三)の元に嫁ぎ先から戻ってきた。そこから「超えられぬ高き壁・北斎」の絵の手伝いが始まった―。そんな中、お栄は北斎の門人である絵師・善次郎(松田龍平)にだけは、苦しみや悩みを話すことができた。それは思うに任せない、「出戻りお栄」の密かな恋心であった。北斎という絵に魅入られた男を尊敬し、影で支える絵師として働き続けるお栄。そして北斎の代表作である「富嶽三十六景」が完成した時にも、そばにはお栄がいた。父が高齢となり、思うがままに筆を動かせなくなってからも、お栄は父の「影」として北斎の絵を描き続ける。やがて時は過ぎ、心の中で常によりどころであった善次郎そして、北斎もこの世を去る。60歳を過ぎたお栄は、一つの真実にたどり着く。「影が万事を形づけ、光がそれを浮かび上がらせる。この世は光と影でできている」――
- 制作著作
- 日本放送協会
- 制作協力
- 株式会社 NHKエンタープライズ
- 放送日
- 2017年9月18日
- 分数x話数
- 73分 × 1話
- 原作
- 朝井まかて「眩」(新潮社)
- 制作統括
- 佐野元彦
中村高志
- 演出
- 加藤 拓
- 脚本
- 大森美香
- キャスト
- 宮﨑あおい
松田龍平
三宅弘城
西村まさ彦
麿 赤兒
野田秀樹
余貴美子
長塚京三
- 受賞歴
- ・第72回文化庁芸術祭賞 テレビ・ドラマ部門 大賞
・第68回芸術選奨文部科学大臣 新人賞(演出:加藤拓)
・第44回放送文化基金賞テレビドラマ番組部門 優秀賞/演技賞(宮﨑あおい)
・第34回ATP賞テレビグランプリ 総務大臣賞
・ABU賞 2018 テレビドラマ番組部門 最優秀賞
優秀賞

東京下町で工務店を営む赤座家。兄の伊之助(大泉洋)は、父であり棟梁の忍(笹野高史)の下で大工職人として働き、妹の桃子(宮﨑あおい)は大型トラックの運転手をしている。体力仕事をしている兄妹だけあり、家の中はいつも血気盛んだ。
ある日、桃子が恋人との間に出来た子を流産したことを家族に打ち明ける。相手の男の事を何一つ話そうとしない桃子に対し、伊之助が激怒。人一倍桃子を可愛がる伊之助は、居たたまれなくなり桃子を殴ってしまう。そんな行き過ぎた愛情を有難迷惑に思う桃子は反発。伊之助の腕に噛みつき、兄妹喧嘩はやがて嵐のような騒ぎとなる。その事がきっかけで、桃子は家を出て行ってしまう。
それから半年後、赤座家で忍の古希の祝いが開かれる。計画したのは伊之助だ。忍のお祝いは表向きの 理由で、実はそれを口実に桃子を帰宅させるのが目的らしい。そのことを妹の佐知(瀧本美織)から聞かされた桃子は仕方なく帰宅することを決める。
半年ぶりに家族が顔を揃える赤座家。誰もが桃子の帰りを心待ちにする中、突然、桃子の恋人だった小畑裕樹(太賀)が訪ねて来て・・・。
- 製作著作
- TBSテレビ
- 放送日
- 2018年6月25日
20時00分 ~ 21時57分
- 分数x話数
- 97分×1話
- 原作
- 室生犀星「あにいもうと」
角川書店(廃刊)
- プロデューサー
- 石井ふく子
- 演出
- 清弘 誠
- 脚本
- 山田洋次
- キャスト
- 大泉 洋
宮﨑あおい
波乃久里子
笹野高史
瀧本美織
太賀
七五三掛龍也
一路真輝
シャーロット・ケイト・フォックス
西原亜希

定年を目前に控えた巡査部長・米田勝己は、行きつけの喫茶店で偶然手にした小冊子に掲載された、『琥珀』という喫茶店の記事を見た途端、表情を強張らせ、新幹線で富山県魚津にある『琥珀』に向かう。なぜか25年前の未解決事件の資料を持って……。
マスターは、どこか哀しげな目をした荒井敏男。さらに港の漁協で働く人妻で、唯一の常連客・平井幸子が加わり、3人でひとときを過ごす。矢継ぎ早な幸子の質問に、いつも無口なのに、つい身の上を語り出す米田。かつて訪れた銀座の喫茶店『白馬』と荒井に接点があることを冊子で知り、懐かしくなってここへ来たという。
しかし3人にはそれぞれ事情があった。米田は刑事であることを隠し、荒井は亡き妻の写真に「ごめんね」と語りかけ、幸子はひとりになった途端に笑顔を消し、自宅へ向かう……。
それぞれの抱える闇を感じながら、3人は徐々に交流を深めていくが―。
- 製作
- テレビ東京 / 東宝映画
- 放送日
- 2017年9月15日
- 分数x話数
- 128分×1話
- 原作
- 浅田次郎「夕映え天使」(新潮文庫刊)
所収「琥珀」より
- プロデューサー
- 山鹿達也
小松幸敏
佐藤 毅
石橋 冠
- 監督
- 雨宮 望
- 脚本
- 岡田惠和
- キャスト
- 西田敏行
寺尾 聰
鈴木京香
工藤阿須加
川島海荷

アガサ・クリスティーの長編推理小説「アクロイド殺し」を、三谷幸喜脚本、そして野村萬斎、大泉洋をはじめとする豪華キャストで映像化。
村で唯一の医師である柴(大泉洋)は急死した唐津家の未亡人・佐奈子(吉田羊)の検死のために屋敷を訪れた。佐奈子は昨年、夫を毒殺した疑惑があり、柴の姉・カナ(斉藤由貴)は、佐奈子が夫殺害の罪にさいなまれ自殺したのでは、と推測する。柴の親友で村一番の富豪・黒井戸(遠藤憲一)は、佐奈子に結婚を申し込んでいたため、彼女の死に大変なショックを受ける。そして黒井戸は柴に、「佐奈子が夫殺しの件である男に脅されていると話していた」と明かした。そこへ、佐奈子から遺書が届く。黒井戸は一人でそれを読みたいと言ったため、柴は屋敷を後にした。ところがその後、黒井戸が自室で何者かに短剣で背中を刺されて死んでいるのが見つかる。柴家の隣人が実は名探偵・勝呂(野村萬斎)であることがわかり、事件捜査が委ねられ、柴は勝呂とコンビを組むことに。見知らぬ復員服の男、義理の息子、女中、執事…代わる代わる容疑者として浮上する人々。そして衝撃的な事実が明らかとなり…!?
- 制作著作
- フジテレビジョン
- 制作協力
- 共同テレビジョン
- 放送日
- 2018年4月14日
- 分数x話数
- 193分×1話
- プロデューサー
- 渡辺恒也(フジテレビジョン)
橋本芙美
貸川聡子(共同テレビジョン)
- 演出
- 城宝秀則(共同テレビジョン)
- 脚本
- 三谷幸喜
- キャスト
- 野村萬斎
大泉 洋
向井 理
松岡茉優
寺脇康文
吉田 羊
草刈民代
余貴美子
斉藤由貴
遠藤憲一
衛星・配信ドラマ部門

没後20年を経ても多くの読者に愛される作家・藤沢周平の名短篇集『橋ものがたり』の一篇、「小さな橋で」を映像化。
ある日突然姿を消した父。残された母子3人は、江戸の町で肩を寄せ合い、共に生き抜くしかなかった・・・父・民蔵(江口洋介)が姿を消してから4年、10歳の少年・広次(田中奏生)は母・おまき(松雪泰子)、姉・おりょう(藤野涼子)と3人で暮らしている。懸命に働きながらも、自分の元を去った父に恨み言をこぼす母。広次はそんな母を複雑な思いでみつめていた。そんなある日、母とのいさかいが絶えなかった姉・おりょうも家族の元を去り…。
「北の国から」の監督・杉田成道が描く、江戸の町に生きる新たな家族のものがたり。
- 製作著作
- 時代劇専門チャンネル
スカパー!
松竹
- 制作協力
- 松竹撮影所
- 放送日
- 2017年9月18日
- 分数x話数
- 95分×1話
- 原作
- 藤沢周平「小さな橋で」
(新潮文庫/実業之日本社
『橋ものがたり』所収)
- チーフプロデューサー
- 宮川朋之(時代劇専門チャンネル)
- プロデューサー
- 塚田洋子(時代劇専門チャンネル)
大竹雄介(スカパー! )
佐生哲雄(松竹)
足立弘平(松竹)
- 監督
- 杉田成道
- 脚本
- 小林政広
- キャスト
- 松雪泰子
江口洋介
田中奏生
藤野涼子
筧利夫
笹野高史
松井玲奈
中村梅雀

全世界の映画・ドラマ史上、最も多く映像化されているキャラクター、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソン。この世界一有名な2人が、もし現代の東京にいたら…? しかも、ふたりとも日本人女性だったら…?
世界中の誰もが知っていながら、未だ誰も見たことの無い"女性版"シャーロック&ワトソンが活躍する新しいHuluオリジナル連続ドラマ。
Huluと世界有数のケーブルテレビ放送局HBO(「セックス・アンド・ザ・シティ」「ゲーム・オブ・スローンズ」を制作)のアジア部門が初タッグを組み共同製作した本作は、日本での配信に加え、世界19カ国で同日放送された。
<あらすじ>
ボランティア医師団の任務から帰国し、久しぶりに東京に戻ってきた橘和都(貫地谷しほり)は、羽田空港のロビーで恩師の水野隆之(二階堂智)に出迎えられる。久々の再会を喜んだ和都であったが、喜びもつかの間、突如水野の腹部は爆発し死亡してしまう。事件の捜査を担当する礼紋警部(滝藤賢一)と柴田巡査部長(中村倫也)に連れられ警察署に行った和都だが、そこで遺体安置室で水野の遺体に手をつっこんで検死している捜査コンサルタントのシャーロック(竹内結子)と出会って…。
- 制作著作
- 2018 HJ HOLDINGS, INC &
HBO PACIFIC PARTNERS, V.O.F
- 制作プロダクション
- ROBOT
- 放送期間
- 2018年4月27日から配信中
- 分数x話数
- 50分 x 8話
- エグゼクティブプロデューサー
- 長澤一史(Hulu)
毛利忍(Hulu)
Jonathan Spink(HBO ASIA)
Beibei Fan(HBO ASIA)
石田和義(ROBOT)
- プロデューサー
- 戸石紀子(Hulu)
村上公一(ROBOT)
- 監督
- 森淳一
瀧悠輔
松尾崇
- 脚本
- 丸茂周
小谷暢亮
政池洋佑
及川真実
森淳一
- キャスト
- 竹内 結子
貫地谷 しほり
小澤 征悦
中村 倫也
大谷 亮平
滝藤 賢一
斉藤 由貴
伊藤 蘭
個人賞
-
主演男優賞田中 圭おっさんずラブテレビ朝日
-
主演女優賞石原さとみアンナチュラルTBSテレビ
-
助演男優賞吉田鋼太郎おっさんずラブテレビ朝日
-
助演女優賞阿川佐和子陸王TBSテレビ
-
脚本賞野木亜紀子アンナチュラルTBSテレビ
-
演出賞塚原あゆ子アンナチュラルTBSテレビ
-
特別賞「アンナチュラル」制作チームアンナチュラルTBSテレビ
ローカル・ドラマ賞

シーナ&ロケッツ。ボーカル:シーナ、ギター:鮎川誠の夫婦を中心に結成されたロックバンドである。結成40周年の今も精力的な活動を続けているが、ボーカルのシーナは3年前にこの世を去った。
この作品は、日本の音楽史に燦然と輝くシーナ&ロケッツという伝説のバンドがいかにして産まれていくのか、その黎明期を中心に描いたドラマである。
北九州・若松。のちのシーナこと副田悦子(そえだ・えつこ)は、ここで生まれ育った。家業は服飾店。少女の悦子はおしゃれな環境の中、大好きな音楽に浸り刺激を受け、色んな夢を膨らませていた。レコードを貪り聴き、時には家出してまでコンサートに向かうほど。想像を超えた行動力、自由なマインドに、周囲も「ほんとダイナマイトやね、いつ爆発するかわからん…」と呆れるほどだった。
「もっと強力なビートとスピードのある本物のロックに出会いたい!」・・・そんな思いを抱え偶然入った福岡のダンスホールで、悦子は求めていた音楽との運命的出会いを果たす。演奏していたのはサンハウスというバンド。そのギタリストが、のちに伴侶となる鮎川誠だった。
- 制作著作
- NHK福岡放送局
- 放送日
- 2018年3月2日 19:30 ~ 20:43
- 分数x話数
- 73分×1話
- 制作統括
- 一坊寺 剛
- 監督/ 演出
- 浜崎智史
- 脚本
- 葉月けめ子
- キャスト
- 石橋静河
福山翔大
徳永玲子
佐田正樹
松重 豊

赤ちゃんを生んでも育てられない母、育てたくても授からない母を特別養子縁組でつなぐNPO「スマイルベビー」を舞台に命の絆を描く『マザーズ』。実在するNPOへの取材をもとにオリジナル脚本を作成。出会い系サイトで知り合った男の子どもを妊娠したまどかはお金がなく、野宿をしていたが臨月が迫り「スマイルベビー」代表の岡田貴子に助けを求める。まどかは無事病院へ運ばれたが、子どもを渡す約束をするとその場で現金をもらえるNPO「インターネット赤ちゃん縁組」を知り、鞍替えしてしまう。代表の野々垣から受け取った20万円で、自立を目指し通っていた看護学校の授業料を支払うが、野々垣の態度に不信感を抱き、赤ちゃんを渡すことに不安を感じ始める。契約をキャンセルしたいと頼むまどかに対し、渡した金を倍返ししろと凄む野々垣。弁護士をたてて無理やり親権放棄同意書にサインさせてしまう。野々垣は、子どもを望む養父母から高額な金を受け取り、人柄、養育能力、年齢などを審査せずに渡していた。子どもの立場を無視した利益重視の悪質な仲介。まどかは指定された受け渡し場所に向かい、現れた初老の養父母に赤ちゃんを渡してしまう。
- 制作著作
- 中京テレビ
- 放送日
- 2017年10月14日
- 分数x話数
- 70分×1話
- プロデューサー
- 栗田美和
- 監督
- 谷口正晃
- 脚本
- 西田直子
- キャスト
- 室井 滋
広瀬アリス
八木優希
虻川美穂子
安藤玉恵
原日出子
和田正人
海外ドラマ特別賞

台湾で最も権威のある放送番組に贈られる金鐘奨の最優秀監督賞を3度にわたり獲得した実力派監督、瞿友寧が送る家族ドラマ。
高い視聴率を実現した本シリーズは、国内外で大きな反響を呼び、映画化もされている。
冴えない主人公ホアジアを、歌手の盧廣仲(クラウド・ルー)が演じ、そのナチュラルでコミカルな演技が、ドラマの魅力を一層引き立てている。彼自身が担当した主題歌は、優れた音楽に贈られる金曲奨の多部門でノミネートされ、年間最優秀曲賞と最優秀作曲者賞を受賞した。
主人公のホアジアは28歳になるが、幼い頃から甘やかされて育ち大人になりきれない。ただ怠惰に日々を過ごすだけだった。そんなある日、祖母が危篤状態との知らせを受け、故郷に帰省する。
息を引き取った祖母を前に悲しむ家族。しかし、死んだはずの祖母が突然息を吹き返し、そのまま昏睡状態に…。この騒動の中、各地から親戚が集まって来る。そして、一家それぞれが抱える悩みや葛藤が描かれていく。祖母は目を覚ますのだろうか?これからホアジアはどう家族と向きかっていくのか?
祖母と孫、父と息子、甥と叔父…それぞれの人間ドラマが交錯し、笑いあり涙ありの感動の注目作。
- 放送局
- TTV / GTV / PTS
- 制作会社
- Q Place Creative Inc
Oxygen Film
- 放送期間
- 2017年5月26日~7月7日
- 分数×話数
- 120分×7話
- 監督
- 瞿友寧
李青蓉
- 脚本
- 楊璧瑩
吳翰杰
詹俊傑
楊富閔
- キャスト
- 盧廣仲
康康
嚴正嵐
蔡振南
柯叔元
劉冠廷
龍劭華
海裕芬
江沂宸
- 受賞歴
- ・金曲奨年度
最優秀曲賞/最優秀作曲者賞
・第53屆電視金鐘獎受賞
ドラマ番組賞
盧廣仲(Crowd Lu)/ ドラマ部門新人賞
盧廣仲(Crowd Lu)/ ドラマ部門主演男優賞
劉冠廷(Kuan-Ting Liu)/ ドラマ部門助演男優賞
2017年末、テレビドラマのブームを受けて映画化が行われ、2018年の春に公開、大ヒットを記録した。

実力派スタッフ・キャストが集結し、日本のテレビドラマ『WOMAN』がトルコでリメイクされた。
日本のテレビドラマ『MOTHER』など、女性をテーマとした作品のリメイクで話題を呼んだMEDYAPIM & MFYAPIMが手掛けた本作は、放送開始から全32話にかけて高評価を記録し、トルコの全視聴ランキングで1位を獲得した注目作である。
我が子を心から愛し、自らを犠牲にしてでも彼らを守ろうとするシングルマザー、バハル役をトルコの人気女優、オズゲ・オズピリンチジが熱演。幼い頃の深い闇を抱えながらも温かい母親を力強く演じている。
幼い頃に母親に捨てられたバハルは、父親と祖母も失い、世界でたった一人取り残されたように思い始めていた。そんな時、彼女はサルプに出会い、運命の恋に落ちる。幸せな結婚生活―だが二人目の子供の誕生を前にサルプは悲劇の事故で帰らぬ人となってしまう。そんな中、自分を捨てた母親とその再婚相手が家族を連れて近所に住み始める。それをきっかけにバハルの人生は思いもよらぬ方向に動き出す。愛する夫の真相を知った時、彼女は何を思い、どう運命に向き合うのか?
苦しみながらも必死に生きようとする女性を描いた本作。トルコの製作陣によって新たな物語が始まる!
- 放送局
- FOX Turkey
- 制作会社
- MEDYAPIM & MF YAPIM
- 放送期間
- 2017年10月24日
- 分数×話数
- 120分×32話(シーズン1)
- 監督
- メルヴェ・ギルギン
ナディム・ギュチ
エジェ・エルデック・コチオウル
- 脚本
- ハンデ・アルタイル
- キャスト
- オズゲ・オズピリンチジ
アイチャ・エルトゥラン
ジャネル・ジンドルク
エジェ・オズディキジ
ベンヌ・ユルドゥルムラル
フェヤズ・ドゥマン
セライ・カヤ
アフ・ヤートゥ
- 情報
- 本作は日本テレビ系で放送されたドラマ「WOMAN」のリメイク版。
放送開始から安定した高評価を記録し、トルコの全視聴ランキングで1位を獲得し続けている。
ヒロインのバハル役を演じているオズゲ・オズピリンチジはGolden Butterflyアワードで
ベストコメディ女優賞の受賞暦もある実力派女優。

社会心理に迫ったベトナムの小説『閉じた心』のドラマ化作品。
世代を超えて、圧倒的な支持を得た本作は、放送開始から大きな反響を呼び、芸術活動の権威を誇るGolden Kites賞(準優勝)、全国ドラマ祭銀メダルを受賞した注目作である。
運命に翻弄されながらも懸命に生きる少女、ユイ役を実力派女優、スアン・ヴァンが熱演し、2017年のベトナムの最優秀主演女優賞を受賞した。共演キャストも、この作品をきっかけに映画やテレビドラマへの出演以来が殺到。ベトナムで社会現象となった。
無実の罪で服役していたユイは、出獄後マイおばあさんの邸宅で使用人として働き始める。その一家は愛する者を失った苦しみ、人間関係のもつれなど、それぞれが深い闇を抱え、心を病んでいた。
ユイの仕事は鬱病を患っているマイおばあさんの介護。しかし、ユイがこの家に来て以来、不気味な出来事が立て続けに起こる。出現する幽霊の正体は何なのか?家族の心はなぜ闇に包まれるのか?真相に迫るうち、ユイは自らの出生の秘密を知る。そして、マイおばあさんの一家が抱える秘密が次々と明かされる。
若者からシニアまで、幅広い視聴層を魅了した本作。3世代の一家が複雑に織りなす衝撃のストーリーに心が揺さぶられる。
- 放送局
- HTV
- 制作会社
- TFS
- 放送期間
- 2017年7月3日~ 9月25日
- 分数×話数
- 45分 × 37話
- 監督
- Vu Thai Hoa
- 脚本
- Bao Chau, Hong Ngoc
- キャスト
- Huynh Truong Thinh
Thanh Truc
Xuan Van
Thanh Vy
- 受賞歴
- ・2017年 全国ドラマ祭
銀メダル
・2017年 最優秀主演女優賞
Xuân Vân
・2017年 Golden Kites賞
最優秀ドラマ
本作は放送後の反響も大きく、SNSを通じて全世代から人気を博した。