メディアアイデンティティ調査【第1弾】
広告に求められるものの変化とラジオ媒体の新たな価値観
〜RABJメディアアイデンティティ調査より〜
〜RABJメディアアイデンティティ調査より〜
RABJでは、ラジオ媒体の新たな価値を探る目的で、専修大学経営学部教授石崎徹氏の監修の下「RABJメディアアイデンティティ調査」を実施しました。ここではその調査で検証された「番組=リスナー=広告主を結ぶ絆」「ラジオとインターネットとの同質性」の2つについてご紹介します。他メディアにないラジオならではの特性を活かし、メディアプランニングにおけるラジオを再定義する資料として、ご活用下さい。
<概要>
1. 「絆の存在の検証」
これまで語られることが多かったラジオ番組とリスナーとの絆が広告主との関係にどのような影響を及ぼすか、リスナーがいつも聞いている番組について番組提供広告主の想起率と印象評価を調査しテレビと比較したところ、提供広告主の想起率は40.0%、親近度は30.0%で、これまで語られて来たリスナーとラジオ番組との絆が、広告主との間にもトレースされることが分かりました。
2. 「インターネットとの同質性の検証」
これまで相性が良いとされているインターネットとの間にどのような関係が成り立つか、マス5媒体に対する生活者の印象や接触態度を比較したところ、ラジオとインターネットの間には多くの共通点があることが分かりました。またラジオがきっかけでブログ等にアクセスした人、逆にブログ等がきっかけでラジオを聴取した人も全体の約半数おり、メディア間に相互移動が生まれることが分かりました。
<調査監修>
石崎徹氏プロフィール
専修大学経営学部教授
早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学。
専門は広告論、マーケティングコミュニケーション論。著書に『わかりやすい広告論』(八千代出版)
詳しい資料は以下よりダウンロードできます。