一般社団法人 日本民間放送連盟

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トピックス

(報道発表)「“番組情報の事前表示”に関する考え方」の策定について

 社団法人 日本民間放送連盟〔民放連、会長=氏家 齊一郎・日本テレビ放送網会長〕の放送基準審議会〔議長=山本潔・RKB毎日放送会長〕は、「番組表示の事前表示」についての当面の方針として、”番組情報の事前表示”に関する考え方を策定し、7月19日に発表しました。

民放テレビ各社は、児童・青少年の番組視聴に対する配慮として、「放送時間帯の配慮」を中心に自主的な対応を進めていますが、今回の考え方は、その基本方針を堅持したうえで、”番組情報の事前表示”を一層充実させることにより、児童・青少年への配慮の向上を図ったものです。 この考え方につきましては、民放連テレビ会員各社に周知したうえで、秋の改編期の実施を目途としております。


「番組情報の事前表示」に関する考え方について
民放連 放送基準審議会

 民放テレビ各社では、児童・青少年の番組視聴に対する配慮として、「放送時間帯の配慮」を中心に自主的対応を進めてきている。これは、各時間帯に応じて段階的に児童・青少年の視聴に十分配慮するとともに、午後5時~9時に放送する番組については、とりわけ児童の視聴に十分配慮するというものである。
 この「放送時間帯の配慮」についての方針を踏まえたうえで、「番組情報の事前表示」についても一層の充実を図るため、その実施にあたっては下記の考え方を当面の方針としたい。  なお、「番組情報の事前表示」とは、児童・青少年の番組視聴について参考としてもらうために、保護者に対して番組情報をあらかじめ提供することを指す。

1.放送時間帯に応じた児童・青少年への配慮を優先させ、その時間帯からみて番組情報を事前表示しなければならない番組は、極力編成しないことを原則とする。

2.ただしケースは多くないとしても、午後9時以降の劇場用映画やドラマなどにおいて、保護者による児童・青少年への配慮が必要であると各放送事業者が判断した場合、番組冒頭での事前表示や他の有効な方法による事前表示を行うこととする。

3.こうした番組の再放送にあたっても、事前表示を行うこととする。

4.午後11時以降の番組については、主として保護者が児童・青少年の視聴について責任を負う時間帯と考え、原則として事前表示は行わないこととする。

以上

この件に関する問い合わせ:民放連[番組部]